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附属図書館の官立弘前高等学校資料整理作業チームが弘前大学表彰受賞
平成21年2月19日、附属図書館の官立弘前高等学校資料整理作業チームが弘前大学表彰を受賞しました。
弘前大学の沿革に関わる歴史的資料である官立弘前高等学校資料については、これまで学内に分散して保管され、ほとんど未整理の状態でした。このため、附属図書館の平成20年度重点事業として官立弘前高等学校関連資料の収集及び整理保存作業が実施されました。
この作業には、長谷川成一附属図書館長を責任者として、大学院生3名、外部協力者として青森県史編纂グループ非常勤嘱託員1名及び附属図書館職員4名が参加し、資料1点毎に内容を確認し、資料番号を付し、劣化を防ぐため中性紙の封筒に入れ、資料概要を封筒表面に記載する作業を行いました。作業の結果、資料総数1,055点の全容が明らかとなりました。
また、作業の過程において、附属図書館所蔵の郷土資料の中から発見された「津軽領元禄国絵図写」は、元禄時代の津軽領全域を描いた未発見の資料であることが判明しました。
今回の受賞は、弘前大学の沿革に関わる歴史的資料の整理作業の完遂及び学術資料の発掘を通して弘前大学学生、教職員のアイデンティティの向上に貢献したことを評価されたものです。
遠藤正彦学長(前列中央)、三浦康久社会連携・情報担当理事(前列右から二人目)及び
長谷川成一館長(前列左から二人目)他受賞した官立弘前高等学校資料整理作業チーム