地球温暖化を納得させるかのように暑い夏でした。弘前市の7,8月の真夏日は27日,オニユリがお盆前に花を散らせ,津軽地方のたんぼでは9月中に稲刈りがほとんど終了する異例ぶり。おかげでエアコンの新設された図書館閲覧室は人気急上昇。これで勉学の収穫も早まることでしょう。
豊泉19号をお届けします。吉田学長はじめ3先生にはご多忙中玉稿をお寄せいただきました。ご覧のとおり本号から一層“顔の見える”記事を企図いたしました。それぞれ図書館や図書の大事な使命についてご高見を賜わり有難うございます。
10月5日本館を訪れると,正面玄関前のボタンは袋果がはじけ黒色の種子を光らせておりました。同じく2本のヒバ樹(ヒノキアスナロ)にもたくさん球果がついておりました。前者は本学のエンブレムゆかりの“木”であり,後者は青森県の木。ともに弘前大学を象徴する樹木として植えられたものです。
(原田幸雄記)